ワンコ - Dog

トイプードルの『よく検索される』健康を守る病気の予防と対策

タイプ
トイ・プードル
カテゴリー
コンパニオン・ドッグ&トイ・ドッグ

トイプードルでインターネットでよく検索される『症状』や『病気』についてどんなものがあるか見てみましょう。

ペット保険会社の調査によると、トイプードルの平均寿命は15.3歳です。

ワンコ達全体の平均寿命が14.65歳と言われていて、また平均寿命をランキングにするとトイプードルが堂々の1位をキープしています。そのことから長生きする傾向であると言えますが…それが「病気に強い」ことと必ずしもイコールとは言えません。

しかし、万が一病気になっても、長生きはしやすいと言えますが元気に最期までいてくれるのがイチバン理想ではあります。トイプードルが病気になりにくいかどうかは、生活環境やストレスの多さ、飼い主様の意識にも大いに左右されています。

さらに個体差も大きいため、愛犬に合った生活環境を整えてあげることが重要です。

最近では長寿ならではの高齢期の病気は数多く多岐に広がってきています。
癌はもちろん骨格、内臓疾患、緑内障、白内障、痴呆など様々でシニア期に向けて、元気なうちからのケアや対策が大切だと言われています。

トイ・プードルでよく検索される症状

1

膝蓋骨脱臼

2

膵炎

3

低血糖

4

皮膚アレルギー

5

白内障

6

耳炎

1. 膝蓋骨脱臼

体重管理

- 体重を定期的に測り、適正な体重を維持する。
- 過剰な体重は膝関節に負荷がかかるため、注意が必要。

運動

- 散歩や軽めの運動を心がける。
- ジャンプや急激な動きは避け、関節への負担を最小限に抑える。

筋力強化

- 筋力トレーニングを行い、関節を支える筋肉を鍛える。
- 子犬のころから適切なしつけを行い、関節への負担を軽減する。

2. 膵炎

食事管理

- 高脂肪の食事は避け、バランスの良い犬用フードを選ぶ。
- 脂肪分が控えめで、タンパク質やビタミン・ミネラルが豊富な食事を提供する。

食事の回数

- 1日数回に分けて小分けで与える。
- 一度に大量に与えることを避け、急激な血糖値の変化を防ぐ。

定期健康診断

- 獣医師に相談し、適切な食事や健康管理のアドバイスを得る。

3. 低血糖

食事のタイミング

- 特に子犬や高齢犬では、一定の間隔で食事を与える。
- 食事の量も適切に管理する。

ストレス管理

- 犬に過度のストレスをかけないよう、環境を整える。
- 急激な運動は避ける。

観察と早期対応

- 食欲の低下や元気のない様子など、変化に気づいたら即座に獣医師に相談する。

4. 皮膚アレルギー

アレルゲンの特定

- 食事や環境中のアレルゲンを見つけ出し、避けるようにする。
- アレルギー検査を受けて、原因を特定する。

定期的なシャンプー

- 専用のシャンプーを使用し、適切な頻度で実施する。
- 過剰なシャンプーは皮膚を乾燥させるため注意が必要。

栄養管理

- オメガ3脂肪酸を含む食事を与え、皮膚の健康を保つ。

5. 白内障

定期的な眼科検診

- 高齢犬では特に、定期的に眼科検診を受ける。
- 早期発見と適切な治療が大切。

栄養管理

- ビタミンEやCなどの抗酸化物質を含む食事を提供する。
- 目の健康を支える栄養素を補給する。

紫外線対策

- 直射日光を避ける環境を整備する。
- 紫外線が目に悪影響を与えるため、注意が必要。

6. 耳炎

耳の清潔保持

- 定期的に耳をチェックし、耳垢や湿気を取り除く。
- 耳毛が多い場合は適切にトリミングし、空気の通りを良くする。

耳洗浄

- 獣医師に相談し、適切な耳洗浄液を使用して定期的に行う。
- 自己処理は避け、専門家に依頼するのがよい。

水浴の管理

- 入浴後は必ず耳を完全に乾燥させる。
- 耳に水が溜まったままにしないよう注意する。

外耳道の観察

- 耳の様子に変化がないかこまめに観察する。
- 赤み、腫れ、垢の量の変化などに気づく。

感染症予防

- 耳の炎症を放置しないよう、早期発見と適切な処置が大切。
- 感染症が悪化する前に獣医師に相談する。

トイ・プードルが病気になる確率

1

消化器疾患:28.0%

2

皮膚疾患:22.6%

3

耳の疾患:17.8%

4

全身性の疾患:12.3%

5

筋骨格疾患:11.8%

トイ・プードルに多い死因

1

泌尿器疾患

2

循環器疾患

3

肝胆膵の疾患

4

腫瘍

5

神経系の疾患

トイプードルの多い先天性疾患

1

水頭症

2

大腿骨頭壊死症(レッグ・ペルテス病)

3

進行性網膜萎縮症(PRA)